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日本経済新聞、日本証券新聞など、新聞の活用法とは


新聞には株式市場に関する情報が沢山載っています。


株式投資を始めるなら、今日から新聞の株式欄を毎日読みましょう。

一番基本となる株の値段を調べること。
これは何も証券会社のホームページを開かなくてもおおよその数字が新聞に載っています。

中でも日本経済新聞(日経新聞)が株式投資の情報を一番詳しく載せています。
決算公告、株主総会の告知などの企業に公表が義務付けられている情報は日経新聞に載っています。

また、日本証券新聞株式市場新聞などの証券業界専門の新聞もありますので、参考資料としてぜひ購読したいものです。

たとえ初心者の方であっても、株式投資を始めると、株価を動かす要因となる政治や経済、国際情勢などの社会全体の動向を意識するようになります。
株式投資は、資産運用を楽しみながら世事を知らず知らず勉強してしまうというよい側面を持っているといえます。

さて、日本経済新聞(日経新聞)に話を戻します。

日本経済新聞の株式欄(証券市場に関する情報のページ)を開いてみましょう。
欄外に「証券1」「証券2」などと書いてあるページがそれです。
通常は、4ページほどのボリュームで掲載されています。

各証券会社で売買取引されている銘柄の前日の始値や終値、売買高などが毎日掲載されます。これは相場表と呼ばれているものです。
相場表は保有する銘柄の株価を知るための重要な情報源になります。

株式欄は非常に細かい文字で、特殊な記号や株式用語などが使われているため、初心者の方にはとっつきにくかもしれませんが、毎日読みすすめるうちにすぐ慣れますので、根気よくじっくり読んでみる(読み解く練習をする)ことが大切です。
一度マスターしてしまえば、株価の動向を知る簡単で貴重な情報源となります。

ちなみに、初めにぶつかる壁はおそらく銘柄の名前かもしれません。
どの新聞も紙面のスペースの都合上、会社名は略称で記されています。
有名な企業ならわかりますが、一見、どの銘柄なのかがわからない場合もあります。
会社四季報、日経会社情報などに『略称一覧表』という表が収録されていますので、こちらを参照するとよいでしょう。


★日経新聞(株式欄)に掲載されている項目の説明



銘柄
紙面の都合上、略称で掲載されています。

業種区分
その企業(銘柄)が属する業種で区切られています。
業種の区分と証券コードは東証、ジャスダックなどの市場と連動しています。

四本値
四本値と呼ばれる「始値」「終値」「安値」「高値」が掲載されています。
ちなみにここで数字が白抜きになっている場合があります。
高値が白抜き⇒年初来の最高値
安値が白抜き⇒年初来の最安値
を表しています。

前日比
前日とその日の終値を比較した数字です。

売買高
売買が成立した株数です。(単位は原則1000株)
売買単位が1株、10株、50株といった銘柄の場合1株を単位として掲載されています。
1000株単位の銘柄で「473」とある時は、47万3000株の売買が成立したことを示しています。


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